WEBデザイン、だれの視点?
プロまたはセミプロのデザイナーさんのサイト、例えばフォント配布サイトなどを見ていると、例外もありますが、「字が小さい」という傾向があるようです。これは、ウェブページのデザインにあたって「文章を読む」より「眺める」ことに意識を注いでいるからなのです。 (from ウェブログ@ことのは)趣味のサイトはいろいろな主義主張がありますから、字が小さいくても固定フォントでもかまわないと思いますけど、ビジネス目的の場合には困りますよね。
ビジネスで何かのサイトを作る場合、その目的は、こちらの意図を訪問者に素早く理解してもらうってことです。文法も、デザインも手段でしかありません。
あるプロジェクトで、情報発信サイトを作ることになって、依頼先の制作会社が作ったプロトタイプをチェックしたんです。そしたら、固定フォントで小さい文字、よみにくくってしょうがない。お客さんに帰れっていっているようなサイト。何のためのサイトやねん・・・。
購入の意志決定ができる比較的高年齢の管理職に見てもらいたいサイトなんで字は大きい方がいい。 それでフォントサイズを大きくするか、可変にしてくれってお願いをしたら・・・、断られました。 デザインが崩れるってのがその断る理由。ビジネスをしてるんであって別にデザインをほめてもらうサイトではないのに・・・。 見る人からすると、「文字がちっちゃくて見えない。文字を大きくすることもできない。じゃあしょうがないな、別のサイト探すか」ってことになりかねません。
たぶんこっちの担当者もビジネス対象がだいたいどういうPCを使っていて、どういう見方をする、どんなスキルを持っているか?そういう事をちゃんと伝えていなかったんでしょうね。
そういう点を割り引いても固定フォントはユーザに”強いる”傲慢なやり方だと思います。
ユーザの環境を想定するなんていくらでも出来ると思うんですよ。
例えばYahooやGooglってポータルとして一番ポピュラーだと思いますけど、そこに文字サイズを合わせれば大体だれだって読めるサイトになるはずです。そういうのを言われなくても考えてるのがプロだと思います。
僕だったら固定フォントのデザインを持ってくるような制作会社は、次回からはベンダーリストからはずしますね。
すみません、だいぶ好き勝手言ってしまいました。しかも自分の事は棚に上げて・・・。
最近似たようなことが多くてついつい・・・。
もうやめとこ。
追記:同種の話題があります。
→デザイナーではない僕がデザイナーとやりとりをする時(t_doumoriさん) さん



Comments
はじめまして。
以前、私も自分のブログで同じようなコメントを
しています。
http://blog.livedoor.jp/t_doumori/tb.cgi/45106
全く持って同感です。いつもデザイナーとはこのことで
闘ってますよ。ユーザービリティの観点は大事です。
Posted by: t_doumori | Mar 13, 2004 at 23:40
単なるデザイナー(=芸術家)ではなく、マーケティングの視点も持って欲しいものですね。ウェブサイトはデザイナーのキャンバスじゃないんだから……と実例を思い浮かべてしまったり。
可変という条件でデザインできないウェブデザイナーは、いくら紙で一流でもウェブでは3流、と言いたいところです。ちょっときつかったかな。
あと、t_doumoriさんのブログも覗きにいきましたが、SEOについての考えなど非常に意見の合うところが多くて嬉しくなりました。
Posted by: 松永英明 | Mar 13, 2004 at 23:53
t_doumoriさん、松永さん、
どうもコメントありがとうございます。
みなさんのご意見まったく同感と思いました。
ウエブデザイナーといえど、プロとして仕事をするので有れば、もっと広い視野を持ち、目的意識を持った方が良いと思います。そうすることにより自然とユーザの視点になってくると思います。
ウエブデザイナーの楽しみは自己の芸術的センスと目的のためのデザインの微妙なバランスをどう保つかってところじゃないかなと外から見てると思います。
これは別にウエブに限ったことではなくて、どんな仕事でも同じだと思います。半分は自分に対しての戒めとして書いていますが。
Posted by: jin | Mar 14, 2004 at 00:06