blogの公共性と文責
記者ブログを始める人、やめる人ブログ同士の議論では、世間一般の考えと異なる主張を展開するには徹底的な理論武装とエネルギーが必要になる。そうでなければ、この記者ブロガーのように反論と感情の雪崩現象に押しつぶされてしまうことになる。理論武装とエネルギーが必要なのは一般ブロガーも同じだが、意見を言い放しでも問題の生じなかった環境に慣れきった記者は、特に注意する必要があるのではなかろうか。(from ネットは新聞を殺すのかblog)blogでの議論に巻き込まれる前に上記blogを一度読んでおいたほうがいいかもしれない。
さらにいうなら、"記者のつもりは無い"僕ら素人は理論武装とエネルギーに注力する前に、まずはblogはprivateではなくpublicの世界だということを理解しておいたほうがいい。
blogは日記ではない。自分や仲間だけのプライベートな世界でもない。日記の延長で軽い気持ちで書いたとしても、いつだれが何を思って見ているかわからない。もともとWebというのはそういう世界だけど、blogはその性格が強調され、ものすごくpublicな世界になってしまった。トラックバックやRSSといった仕組み、記事が簡単に検索できてしまうロボット検索エンジン。これらにより文章は一人歩きする。影響はとても大きい。私的な手紙ではなく、明らかに他人に読まれるとわかっている"文書"なのだ。世界に向けて公の発表を行うのと同じなのだ、blogは。一度書かれた内容はログサイトなんかに残ってたりするから、削除したって無駄な場合もある。内容証明付き公文書と同じぐらいの公共性だ。ちょっと大げさだけど、内容証明付き文書を書くのと同じぐらいの文責を感じつつ書くべきなのだ。
僕は、春ごろに、イラクの法人拉致事件に関連する記事で、ある掲示板のふざけた書き込みを転載してしまい、アクセス数がいきなり十数倍になってびっくりした事を思い出す(2日後に当該箇所を削除した)。軽い気持ちで載せたのだが、結果的にはつまらないウワサの流布を手伝ってしまったことになる。これにはめげた。
文責を感じつつ書き、間違いは直ぐ受け入れる。今はそういうつもりでblogを使おうと思っている。難しいけど。
p.s.
普段はたいしたこと書いてないからどうでもいいんですけどね・・・。
(2005-1-20 日本語変なところ少し改訂)
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Comments
私も一応記者ブロガーのはしくれになるので人ごとではありません。公開しては行けない情報やセンシティブな話題を避けて投稿してますが、人によっては快く思わない文章を書いて何度か荒れそうになったことがあります。
知らぬ間に2ちゃんねるからリンクされたり、Googleで上位に来てたりすると予想もしなかった数のアクセスが来ますよね。あれはうれしい反面、ちょっとこわくもなります。
Posted by: tinao | Jan 19, 2005 at 01:02
tinaoさん、
tinaoさんは文章をなりわいとされてるんですもんね。気の使い方は素人とはレベルが違うかもしれませんね。
Blogという情報伝達スピードの早いメディアが登場して、アクセスのあがり方が今までと比べると指数的になってきてるように感じます。
Posted by: jin | Jan 20, 2005 at 00:38
私はここまで気を使わずに人のところに気楽にコメント入れてましたね。
jinさんのところにも思った事を、ポンと書いていました。
ごめんなさいね。
悪気はありませんでしたが、ご迷惑をかけるといけませんので、これは不適切なコメントだと思われたら、その旨を書いて削除しておいて下さい。
Posted by: つきのこ | Jan 20, 2005 at 23:53
ぜんぜん変なコメントなんか無いですよ。つきのこさん。
問題ないです。
僕も偉そうなこと書いてますけど普段はほとんど何も考えずコメントしてます。
Posted by: jin | Jan 22, 2005 at 00:13